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創業者が他者から学べること vs. 自力での諸問題解決

本ブログはニューヨークのベンチャーキャピタルUnion Square Venturesでパートナーを務める、Fred Wilson(フレッド・ウィルソン)氏のブログ「AVC」の投稿、「Learning From Others Vs Figuring Things Out By Yourself」を翻訳したものです。

今日は年に1度のUSV CEOサミット開催日です。年に1度投資先のCEOたちを私たちのニューヨークオフィスに招待し、じっくり1日かけて話し合ってもらいます。企業を創り導いていく過程で学んだこと、今学んでいることを語り合う場です。これは斬新なアイデアなどではありません。多くの、またほとんどのVCが似たようなことをしています。弊社ではおよそ10年ほど前から開催しています。本日は60人のCEOが参加する予定です。

VC5~6社から出資を受けている企業の創業者兼CEOについて、私はよく思いをはせます。彼らは1年に5~6回こういった場に招かれるのです。そして5~6のネットワークに参加するわけです。これは、かなりのCEO同士のネットワーキングです。ときどき疑問に思うのは、この「他者から学ぶ」場に全て参加することが、少しでも本人たちの役に立っているのかという点です。

誤解しないでください。創業者兼CEOが同業者から学べる点は非常に多いと考えています。自分とともにビジネスをしているCEOたちにはCEOグループに参加し、知り合ったCEOたちを自社の取締役会に入れ、他にもありとあらゆる手を使って他者の経験から学ぶよう促しています。本日私たちが主催するCEOサミットも他者から学ぶ貴重な機会の1つとなります。

しかしいずれは、自力で学ぶ必要に迫られる日が来ます。大変優秀なVP of EngineeringやCFOの雇い方について、とことん仲間と相談することはできます。しかしこういった役職に1人か2人適性を欠く人材を雇ってしまうというミスからは、他者と話をするよりもはるかに多くのことが学べるのです。いずれは、自力で諸問題を解決する必要に迫られるのです。自分で直接痛い目に遭うことほど深く学べる貴重な機会はありません。人生と同じです。

ですから他者を通じた学びとは、短期間で多くを学ぶ手段の1つではないかと思うのです。他者と話し、多くの意見や助言を受けると、早く成長できるのです。しかしどれだけ意見や助言をもらっても、CEOになった最初の日から凄腕のリーダーにはなれません。時間と、誤った決断により負う傷や痛みを通してしか凄腕のリーダーにはなれません。私も何度もそうした経験をしていますし、得られた教訓を名誉の印として胸に刻んでいます。

AVC企業文化の構築

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