skip to Main Content

スタートアップにおけるファウンダーの支配権

本ブログはニューヨークのベンチャーキャピタルUnion Square Venturesでパートナーを務める、Fred Wilson(フレッド・ウィルソン)氏のブログ「AVC」の投稿、「Founder Control」を翻訳したものです。


ファウンダーの支配権という問題について、これまで多くは書いてきませんでした。

以前この投稿で述べたように、私は基本的に「1株につき議決権は1票」であるのが望ましいと考えています。けれど、私が過去に取締役を務めていた、あるいは現在務めている会社のいくつかで、ファウンダーの支配権のために複数議決権株式への変更に合意したことがあります。こうした変更に私は気乗りしませんが、特に会社を上場させても独立性を維持したい場合は、実施する明確な理由があります。

ただ、2012年の投稿で述べたように、ファウンダーの支配権における真実は次の通りだと考えています。

会社の支配権を持ち続けたいのであれば、会社をうまく運営することに注力するか、うまく運営できるチームを作ることです。そして事業を運営するために十分な資金を持ちましょう。資金が尽きかけ、既存投資家に頼らざるをえない状況に陥らないようにするということです。この2つのことがうまくできれば、あなたが続けたいと思う限り、会社の支配権を持ち続けることができるはずです。

今週(訳注:2019年9月)、WeWorkでこれを示す出来事が起きました。WeWorkのファウンダーは1株10票の議決権がついた複数議決権株式を持ち、議決権の過半数を支配していましたが、それを失ったのです。

どうしてそうなったか詳細は分かりません。

けれど私が想像するに、WeWorkは資金が尽きてかけていて、既存株主から調達する必要があったのではないかと思います。ファウンダーは支配権と引き換えに、会社の存続を図ったのでしょう。子細は違ったとしても、これと似たような状況だったのではないかと考えています。

あらゆる合意の確度は、ビジネスのパフォーマンスにかかっています。ビジネスがうまく行ってないのであれば、瞬時にすべてが崩れ去る可能性があるということです。

AVCエクイティファイナンスベンチャーエコシステム経営

Coral Insightsに登録しませんか?

Coral Insightsのメーリングリストにご登録いただくと、Coral Capitalメンバーによる国内外のスタートアップ業界の最新動向に関するブログや、特別イベントの情報等について、定期的にお送りさせていただきます。ぜひ、ご登録ください!

New call-to-action

Back To Top