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VCのパートナー全員に同報メールする誤り

本ブログはニューヨークのベンチャーキャピタルUnion Square Venturesでパートナーを務める、Fred Wilson(フレッド・ウィルソン)氏のブログ「AVC」の投稿、「The Send To All Mistake」を翻訳したものです。なお、ここで論じられていることは一般論です。全てのVCに当てはまる話ではありません。


これは以前に書いたことがあることですが、あまりにも頻繁に繰り返されることなので、もう一度書くべきだろうと思いました。

起業家やVC、その他スタートアップのエコシステムの中にいる人たちは、会社を紹介するメールを私たちのVCのパートナー全員(またはほとんど)に送ることが良くあります。メールは私たち全員に宛てたものであり、特定の誰か宛てではありません。

その結果、私たちのうち誰もメールの紹介に対するオーナーシップを感じず、誰が返信すべきか大体わかっていても、しばらくの間、あるいはそれ以上の間、メールが返信されないという結果になることがあります。

一方、あるメールがパートナーの1人に送られ、他の人にもCCの同報メールが送られる可能性がある場合、受信者は返信する責任を感じて、メールは大体返信されることになります。

私は忙しい人にメールをよく送ります。そして、私が学んだことは、相手に直接メールを送り、自分で書いたことがわかるように個人的にもメッセージを書き、誰か(通常は相手のアシスタントだが、同僚にも同報することが多い)にも一緒に送って確実に見てもらえるようにする必要があります。

メールを利用するときは、返信してもらう確率を上げるために何をやるべき、扱いの難しいメッセージ手法です。ともかく、全て人宛てにメールを送ることは、一般的にはうまいやり方ではありません。

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Editorial Team / 編集部

Coral Capital

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